Positive Africa Mailing List

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 管理人から(2月11日)

さすがに、TICADの年2016年に入ったら、アフリカ関連イベントやアフリカのニュースが増えてきましたね。国際的に見ても、アフリカの景気のいい話が増えています。景気の減速が言われてはいるものの、経済成長率は4%ほどと見積もられています。これらの経済成長にいち早く反応して活発な投資と援助を展開しているのが中国で、12月に南アフリカで開かれた中国・アフリカ協力フォーラムで、開発資金として3年間で600億ドル(約7兆3600億円)を投資すると表明しています(すごい)。日本の企業の積極性も見えてきてはいますが、まだ300社前後かと思います。JETROがこれらの進出企業を調査していますが、おおむね半数以上が、今後の業績拡大に意欲を見せていますから、いよいよ、アフリカ大陸の市場としての価値を実感してきたのでしょうか。

他方で、昨年からはエチオピアや南部アフリカでの干ばつの影響がニュースになっています。エチオピアでは1000万人以上の人が干ばつの影響を受け、食糧等の支援が必要とされています。南部アフリカでも5000万人が影響を受けているとのことです。収穫減により、食糧の価格上昇も見られるとのこと。これら干ばつの影響を受けている人たちの多くは小農で、引き続き国際社会の支援が必要とされています。

「富める者が富めば、貧しい者にも自然に富が滴り落ちる(トリクルダウンする)」という理論がありますが、資本が国境を越えて簡単に移動する現代では、富の再投資は労働力がより安い地域などに向かい、同じ国の中に富が滴り落ちてくることはないといわれています。

うまくいけば市場として大化けするアフリカ大陸ですが、お金が投資だけに向かうのではなく、大多数をしめる小農に対しても、途上国政府も援助国も息の長い支援を引き続き実施していってほしいですね。

 

(管理人:白鳥)

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